「顔晴(がんば)ります」をモットーに!フレッシュな新入社員が仲間入り!

2021.04.30

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ブログをご覧の皆様こんにちは。
春の芽吹きの季節。川田工業 事業企画部に新芽のようにフレッシュな2名の新入社員が仲間入りしました!

これから彼らには事業企画部で扱う環境・防災製品について覚えていってもらうわけですが、もちろん今すぐ営業活動や施工現場に行ってもらうということはありません。
まずは製品を身近に感じてもらったり、その魅力を上手く伝える工夫を考えてもらったりと簡単な課題に取組んでもらっています。

そこで今回のブログでは、弊社の屋上緑化システム「みどりちゃん」について新入社員がチャレンジしたことを紹介しつつ、今後の抱負についても聞いてみました!

【目次】
●屋上緑化システム「みどりちゃん」のしくみを知ろう!
●緑化によく使用される植物を探してみよう!
●見つけた情報を魅力的に発信してみよう!
●新入社員から抱負を込めて「顔晴(がんば)ります」

屋上緑化システム「みどりちゃん」のしくみを知ろう!

「みどりちゃん」ってどんなシステム?

基本的に水やりがいらない雨水自然循環方式

屋上緑化とは、建築物の断熱性や景観の向上、緑地面積の確保などを目的として屋上に植物を植えることです。
植物が日傘のように日射を遮ることで屋内の温度上昇を抑制し、ヒートアイランド現象の緩和対策として有効とされています。

川田工業の屋上緑化システム「みどりちゃん」は、雨水を有効活用することで一般的な日本の気象条件では基本的に水やりがいらない緑化システムです。
雨水を貯留・蒸散させる循環方式を採用することで、土壌が乾燥しないように水分量を調整します。

●詳しくは「みどりちゃん」の製品紹介ページをご覧下さい。

「みどりちゃん」は材料も環境にやさしい

模型を使って雨水循環のしくみを学習

「百聞は一見に如かず」といいますが、実物の屋上緑化は植栽の下にシステムが隠れているため見ることができません。
そこで、新入社員には本物の材料を自分達で加工して作った模型を使いながら、雨水循環のしくみを学んでもらいました。

「みどりちゃん」に使用する材料は、河川やダムの流木、家屋の解体材などを高温焼成した環境に優しい炭を使用するなど、リサイクル材を活用した環境にやさしいシステムであることも大切なポイントです。

緑化によく使用される植物を探してみよう!

「みどりちゃん」は芝から中木まで植栽が可能

「みどりちゃん」は、芝や草花の地被類から低木や中木まで植栽が可能です。
お客様の方であらかじめ植栽の種類が決まっていない場合には、「実の成る種類にしてほしい」「色みを変えた組み合わせにしてほしい」などの要望に応じて植栽の候補をいくつか提案します。

今が見ごろな植物を探してみよう

飛鳥山公園にて

新入社員にシステムの特長について一通り教えた後、これまでの実績で使用したことのある植栽の中から課題用にピックアップしたものについて緑化専門の図録やインターネットなどを用いて植物の分類や特徴・用途などを調べてまとめてもらいました。

そして、自分達でまとめた資料をもとに、今がまさに見ごろな植物を東京都北区にある弊社の向かい側の飛鳥山公園へ探してきてもらいました。(事前に先輩社員が下見をした上でお願いしています)

都内有数の桜の名所として有名な飛鳥山公園には、桜以外にもさまざまな植物が植えられています。
そんな中、2人はさっそく紅色の新芽が見ごろの「ベニカナメモチ」を発見したようです。

ベニカナメモチは刈り込みに強く丈夫なことから生垣に使用されることが多く、今の時期は白い花も咲いていました。

さらに、藤棚も見つけたようです。
藤はこれからまさに美しい紫の花の見ごろを迎える植物で、この日は少しだけ開花しているのを目にすることができました。

ゴールデンウイーク明けにはきっと満開になっているはずですなので、とっても楽しみですね!

情報を魅力的に発信してみよう!

インスタグラムに挑戦!

飛鳥山公園で見ごろの植栽を探してもらった後は、撮影した写真を事業企画部のインスタグラム(@eco.kawada)で発信してもらいました。
アップロードの際、どのようなコメントを書けば写真の魅力を上手く伝えることができるのかを工夫するようにお願いしました。

↓2人の新入社員が投稿したインスタグラムの内容はこんな感じです。

(Instagramより: @eco.kawada

新入社員Yさんの投稿:
【ベニカナメモチ】
屋上緑化でもよく使用され、今が見頃のベニカナメモチです!ベニカナメモチはなんと、新芽が“紅色”なのです。珍しいですよね!この時期にしか綺麗な紅色は見られないので、見かけた際には注目してみてください☺
お花も咲き始めてきて、赤と白のコントラストが美しいですね。

(Instagramより: @eco.kawada

新入社員N君の投稿:
飛鳥山公園に藤の花が咲いていました~‼️

花言葉は「歓迎」

事業企画部にも、4月から私を含め2名の新人が入りました。
早速、弊社の屋上緑化システム「みどりちゃん」について勉強しています。
ちなみに藤という漢字は、「つるが上によじ登る草」という意味で成り立ったそうです。私たちも事業企画部を押し上げていけるように〝顔晴り〟ます💪

新入社員から抱負を込めて「顔晴(がんば)ります」

最後に、新入社員それぞれに抱負を聞いてみました。

新入社員Yさん:
写真撮影の際に書いた「顔晴ります!」というのは、漢字の間違いではなく、私ががんばると書く時にこの書き方をします。
これは学生時代に教わりました。
頑張ると書くと文字通り「頑なに張る」という感じがするので、それなら「晴れ晴れとした顔で取り組む」という意味で「顔晴る」と書いたほうが良いというのを聞き、素敵だと思い、それ以来使っています。
今は部署で扱う商品を学んだり、日頃の業務を覚えるので精一杯ですが、これから先、先輩方のように活躍できるよう、顔晴っていきたいと思います。

新入社員N君:
1日でも早く皆様のお役に立てるよう努力します!
よろしくお願いします!
(同期のYさんの「顔晴る」という造語にあやかり、N君もインスタグラムで「(藤の語源のように)私たちも事業企画部を押し上げていけるように〝顔晴り〟ます」という粋なコメントをしていました)

おわりに

撮影の合間のオフショットより

新年度に入り、新入社員も入ったことで気持ちを新たにスタートをきりました。
しかし、コロナ禍でテレワークやオンライン会議が増える中、対面で会話する機会が減り社員同士のコミュニケーションも少なくなっているため、新入社員が会社に馴染めるまでのフォローが必要だと感じています。
なぜなら、仕事をきちんと覚えていくことも大切ですが、世代の違う人とのコミュニケーションは社会と関わりを持つ中で欠かすことのできないものだからです。

抱負の中で「頑張る」を「顔晴(がんば)る」と言い換えている発想が面白くてタイトルに使わせてもらいました。
ぜひ今後も自由な感性で事業企画部にフレッシュな風を巻き起こしてほしいですね。
彼らのこれからの成長を楽しみにしています。
(AUTHOR / 三宅)

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