【VR360°】牛久大仏バーチャル見学~普段は見れない地上120mの頭頂へ!

2020.12.25

  • 施工現場

ブログをご覧の皆様こんにちは!
川田工業事業企画部の三宅です。

早いもので2020年も残すところあとわずかとなりました。
今年1年を振り返ると、多くの人にとっては新型コロナウイルス感染症に大きく影響された年だったことでしょう。

この数か月間、事業企画部では業務改善で得た「VR(virtual reality)」のノウハウを活かして、コロナ禍でも何かの役に立てるのではと思い、いろいろな企画にチャレンジしてまいりました。

そこで今回のブログでは、川田工業が設計・施工した茨城県牛久市にある牛久大仏をバーチャル見学できる「【VR360°】牛久大仏バーチャル見学~普段は見れない地上120mの頭頂へ!」をご紹介します。
しかも、単に施設を紹介するだけではなく、施工者ならではの視点から、普段は見ることができない大仏内部の鉄骨のほか、なんとスタッフが体を張って地上120mの頭頂部まで登り撮影してまいりました!

360度のVR動画を通して牛久大仏の魅力を発信しつつ、弊社の多様な実績をより良く知ってもらうことで、建設業に対する興味や魅力を感じてもらえれば幸いです。

※牛久大仏との設計・施工のお付き合いで今回特別に許可を頂いて撮影しております。

全高120m!牛久大仏の魅力をバーチャル見学で紹介!

それでは、さっそく動画をご覧ください。
再生後は自由に画面を動かして360度の様子を見ることができます。

※スマートフォンからはこちら⇒YouTubeの360度動画を視聴する
※スマートフォンからYouTubeの360度動画を視聴するには専用のアプリをインストールする必要があります。
(アプリのインストールはこちら⇒「Android」「iPhone」

動画の見どころは鉄骨で構成されたトラス構造と頭頂からの絶景!

牛久大仏は川田工業が設計・施工で建設を手がけた特殊構造物

牛久大仏は、弊社の設計・施工により約7年の歳月をかけて1993年に完成しました。大仏の高さは120mを誇り、1995年に「世界一高い青銅製立像」としてギネスブックに登録されています。基本的な構造は、下部の基壇(きだん)が鉄骨鉄筋コンクリート造、蓮台(れんだい)と仏像本体が鉄骨造となっています。
VR動画では、大仏まで歩いて近づきながら牛久浄苑の広大な敷地を感じることができるでしょう。

●牛久大仏の建てた川田工業 建築事業部のサイトはこちら
>> 川田工業の建築総合サイト

大仏の胎内空間はとっても神秘的

牛久大仏の胎内は、5層(5階)に分かれた空間になっています。
入り口を抜けた1階では、暗闇の後に幻想的な「光の世界」が広がり、他の階には、約3,400体の胎内仏に囲まれた金色の「蓮華蔵世界」、写経や展望のほか、建立完成までのパネルや大仏様の親指の模型が展示されたコーナーもあります。

●施設やイベントの情報については、牛久大仏のホームページをご覧ください
>> 牛久大仏のホームページ

まるでジャングルジムのような鉄骨で構成されたトラス構造

牛久大仏の外壁である銅板の内側は、鉄骨が入り組んでいてジャングルジムのようになっています。川田工業では、この巨大大仏を維持管理するために定期的に点検を行っていますが、その点検方法は全て人間が手作業や目視で行っていく地道な作業となります。

また、高い技術力を駆使して「牛久大仏の見守りシステム」を開発し、運用しています。

●点検の様子などは、弊社のCSR活動を紹介しているサイトでも紹介
>> 川田のCSR活動レポートより「観光スポットとしても親しまれる巨大な大仏、技術をもって見守る川田工業」

いよいよ大仏の頭頂へ!見渡す景色はまさに絶景!

VR動画の後半は、鉄骨の間をタラップで登った先にある、地上120mの大仏の頭頂部の様子です。一般の入場者が登ることができるのは、エレベーターで行ける地上85mの展望台までなので、頭頂から景色を一望できたのは大変貴重な経験になりました。なんと480個もある直径が1mの螺髪(らほつ)にタッチした時は、なんだかとても感動してしまいました!

大仏の頭頂で自撮り棒に設置した360度カメラを使い撮影する様子(VR動画より)

おわりに

360度カメラで撮った写真を加工するとこんな画像もつくれます。

数年前に牛久大仏に観光で訪れたことがあったのですが、その時はまさか頭の上に登る日が来るとは思っていませんでした(笑)

VRを活用した取組みは、もともと社内で工事現場をなかなか見ることのない事務職の社員にも、現場の様子や弊社の手がけた代表的な建築物を臨場感をもって体験してほしいという思いから始めたのですが、コロナ禍においては遠隔地にいながら誰かの体験を共有できるという技術は、これからいろいろと役に立ちそうだと期待しています。

最後に、今回の撮影に快くご協力いただきました牛久大仏様、ありがとうございました。
(AUTHOR / 三宅)

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